開催期間:2016年10月7日(金)まで
第24回 一筆啓上賞
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
日本一古い天守閣をもつ丸岡城に、この手紙文が刻まれた石碑があります。徳川家康の家臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てたこの手紙には、家を守り、家族を愛し、忠義を尽くす思いが短い文の中に簡潔に込められています。お仙とは後の丸岡城主、本多成重のことです。
一筆啓上賞は日本で一番古い丸岡城に日本一短い手紙文があることを全国に知ってもらうとともに、活字やメールでは伝わらない本物の手紙文化の復権を目指すという目的で、全国初の手紙のコンクールとして平成五年(1993)に始まりました。
第一回「日本一短い『母』への手紙」は、旧郵政省の後援も受け、海外十八ケ国を含む世界各地から三二、二三六通の応募がありました。第二回からは、旧住友財閥のルーツが丸岡にあることから住友グループ広報委員会の支援も始まりました。
一筆啓上賞は毎回テーマを決め、これまでに100万通を超える手紙が集まりましたが、より多くの人々に「手紙文化」に触れてもらうために、これからも発信していきます。
- 募集内容
- 1~40文字までの思いのこもった片道手紙文
※未発表の作品に限る
※表現方法は自由
※手紙文のあて先は本人も含めて誰(事・物)でも可、ただし、あて先を必ず明記すること
【テーマ】
ごめんなさい - 日程
- 2017年1月、入賞者へレタックスにて連絡
- 参加資格
- 不問
- 各賞
- 大賞(5篇) 越前織賞状、賞金10万円
日本郵便株式会社 社長賞(5篇) 賞状、3万円相当の記念品
秀作(10篇) 越前織賞状、賞金5万円
日本郵便株式会社 北陸支社長賞(10篇) 賞状、1万円相当の記念品
住友賞(20篇) 越前織賞状、賞金5万円
坂井青年会議所賞(5篇) 越前織賞状、記念品
佳作(160篇) 越前織賞状、記念品
※入賞書簡は作品集として中央経済社より出版 - URL
- http://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html
上記URLより、詳細をご確認ください。