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夏休みのスキルアップ企画も第5弾となりました。
イラストレーターでお絵描きができるようになってくると、ちょっと味を出したくなってきます。
パソコンで描いた綺麗な線もいいのですが、手書きのユルイ感じもいいですよね。ちょっと手を加えるだけでデザインに温かみがでてきます。
※キャプチャー画像は「Illustrator CS5」ですが、バージョンが違っても使い方の基本は同じ(はず)です。
Step1 まずはさくっと手書き風に
このあひるちゃんをラフな手書き風にしてみましょう。
まずは、一番お手軽な線にブラシを設定する方法をご紹介します。
- 体とくちばしを黒い線に設定し、選択しておきます。
- ウィンドウ > ブラシライブラリ > アート > アート_木炭・鉛筆 を選びます。
- 好きな線種を選らんで、線の太さを調整します。線がラフになりました。
線と塗りの色を同じにしてもいいですね。以下のように単純な図形でも使えます。
Step2 マジックで描いたようなイラスト
もう一度、あひるちゃん登場です。
まずは、あひるちゃんの輪郭とくちばしの線画をコピーして作ります。線画重なっている箇所はカットしておきます。
- 効果 > パスの変形 >ラフ を選びます。
- 今回はこのように設定しました。
プレビューで様子を見ながら設定してみてください。
くちばしと体の部分を選択したら、「効果 > スタイライズ > 落書き」を選びます。
OKボタンを押すと、ペンで塗りつぶされたような効果がかかります。
ウィンドウ > アピアランス でウィンドウを表示させた後に、設定したいオブジェクトを選択すると、現在の設定状況が確認できます。
上の例では、線にかけたラフの効果を設定しなおすことができます。効果を消したいときも、この画面から操作します。